生活習慣病と聞くと糖尿病や高血圧と考えてしまう方が多いですが、その他にも男性がよくなる痛風なども挙げられます。近年では女性も痛風になる方が増えているので注意しなければなりません。健康でいることは日頃から運動をすることや食事などに注意が必要となります。こちらでは生活習慣病についてご紹介していきます。

鎮痛剤が効かない胃の痛みにはネキシウムを使う

胃痛が発生した場合は胃に優しい食べ物を摂取するようにして胃の負担を軽減する事が大切ですが、それでも症状が治まらない場合には市販薬の鎮痛剤などを服用して対処する方法があります。
鎮痛剤を服用して痛みが軽減されても喉の圧迫感や胸やけを感じる場合は、胃酸のコントロールに問題がある可能性があり数日様子を見ても改善が見られなかった場合は内科を受診するなど別の対処をする事が推奨されます。

胃痛の症状がある事を訴え受診した結果、手術をするまでには至らない症状だった場合、多くのケースではネキシウムが処方されます。
ネキシウムは元々はイギリスの製薬会社が製造販売している製品ですが日本国内では第一三共株式会社が販売しており多くのクリニックで処方されているポピュラーな消化器系の治療薬で高い治療実績を誇っているのが大きな特長です。

ネキシウムはプロトンポンプ阻害薬で主に逆流性食道炎や胃潰瘍などの治療に用いられます。
プロトンポンプは酵素の一種で胃の壁細胞内で水素イオンを発生させカリウムイオンを取り込みますが、この働きが過剰になる事で胃酸過多となり、胃痛をはじめとするさまざまな症状の原因となります。

ネキシウムは胃粘膜の細胞に働きかけプロトンポンプを阻害し胃酸の分泌量を抑制する事で胃痛や胃もたれなどを治療する効果があります。
それぞれの症状や個人差はあるものの比較的即効性がある医薬品で、多くのケースでは服用して効き目が現れ始めると概ね24時間にわたり胸やけや胃痛が収まる効果が継続します。

その一方でネキシウムは胃酸の分泌を抑制する効果がある事から、食べ物を摂取した際に消化が滞る可能性もあるため、完全に症状が改善されるまではネキシウムの摂取と平行して胃に優しい食べ物を摂取する必要がある点に注意が必要です。
また、ネキシウムは単独での摂取は問題ありませんが、胃酸の分泌を抑制するために他の薬と併用した場合にその薬の効能に影響を与える可能性があるため、飲み合わせにも配慮する必要があります。

ネキシウムの効果が出ない胃の痛みの対処

ネキシウムの効果は胃酸の分泌を抑制する事で逆流性胃炎や胃潰瘍をはじめとする胃の症状の改善に優れた医薬品です。
例えばピロリ菌などに起因する症状も併発している場合はネキシウム単独では改善されない事があります。

そのようなケースでは抗菌薬が処方され併用して服用する事で相乗効果を狙う対処法が取られる事があります。
一例をあげるとネキシウムに加えてアモキシシリンとクラリスロマイシンを服用する事で、プロトンポンプを阻害して胃酸の分泌を抑制しつつピロリ菌の除菌効果もあるというベストな組み合わせです。

初期のごく軽い症状の場合はこの組み合わせで高い効果を発揮しますが、症状によってはピロリ菌を完全に除菌しきれないケースも少なからず存在します。
そのような場合は組み合わせを変え、ネキシウムを中心に据えるのは同様ですが、先ほどのクラリスロマイシンに変わってメトロニダゾールなどを服用し、ピロリ菌のさらなる除菌を目指すという用法です。

これらの方法で服用する際には、飲み忘れに注意する事が大切です。
除菌には継続して前述の薬を服用する必要があり、1回でも忘れる事があれば約3割のケースで除菌の効果が半減したというデータもあり、この事からも定められた期間中は服用を忘れずに継続し、徹底的に除菌を行う大切さが分かります。

もうひとつの理由として除菌のための薬を服用する事でピロリ菌の一部に抗菌薬に対する耐性ができてしまう可能性があるところです。
一度ピロリ菌が耐性を持つ状態に至れば完全な除菌には大変な困難を要するため、ネキシウムの服用だけでは改善されないような胃の不安があるならば早めに医師と相談しながら徹底的に治療を行う事が大切です。